【6195】 ホープ(HOPE)株価急落!業績予想修正の内容とは?

銘柄分析

銘柄分析第3弾で、新電力関連株の「ホープ(HOPE)」について分析しましたが、その後ホープは4/19に業績予想の修正を発表し、翌日の4/20にストップ安となりました。

本記事では、事前の分析結果との答え合わせも含めて、今回の業績予想修正の内容について考察してみたいと思います。

分析の振返り

ホープの事業内容や財務分析などの基本情報については、銘柄分析第3弾にて紹介してますので、ホープについて知らない方はこちらを先に見て頂ける分かりやすいです。

記事の中では、独自分析として赤字の予想額や、増資内容について考察していました。

その内容を簡単にまとめると、以下のとおりです。

・赤字額は約37億円
・手元資金が31億円であることから増資が必要
・増資による希薄化は30%程度(投稿
の株価2,301円)

これを踏まえて、業績予想修正の内容を次で説明します。

業績予想修正内容

4/19に発表された業績予想修正の抜粋は以下の表のとおりです。

                       ホープ業績予想修正資料より抜粋

修正の内容は、売上が約+42億円営業利益が-約50億~59億円という結果でした。

売上が上方修正されたのは良いことですが、赤字がまさかの50億円超えという結果に、、、

私の分析では、相対取引などでリスクの回避を見込んでいましたが、予想していたよりもスポット市場取引の影響を受けたものと思われます。

足元の市場取引価格は、2月が7.5円/kwh、3月が6.2円/kwhとなっており、落ち着きを取り戻していますが、先が読めないのが現状です。

今回の業績予想発表時に、インバランス料金(市場から電力を落札できず、消費者に電力を供給できないときに課せられるペナルティー)の分割払いについて言及がありました。
内容としては、今年4月から9分割で支払うというものです。赤字のうち一部はこのインバランス料金によるものであるため、支払いに猶予ができるのはいいことです。

今後の予測

なんとも難しい状況ですが、今後のホープの動きについて予測したいと思います。

業績予想修正の中で、今後資本増強をしない場合、23億~32億円の債務超過に陥ると述べています。

記事を書いている4/20現在、株価はストップ安で1,635円となっており、PTSでは約1,300であることを考えると、株価はより下落することも考えられます。

仮に今後1,000円まで下落した場合、約50億円分の増資を実施すると500万株の新株発行となります。
現在の発行数が約620万株であることを考えると、約81%の希薄化であり、仮により悪い条件の希薄化100%と仮定すると、前期EPSは1株当たり58円に半減します。

今期予想売上が約340億円であることから、もし仮に昨年と電力調達価格が同じとするならば、今期EPSは約140円となり、株価1,000円、EPS140円の時PERは約7倍となり割安です。

来期も売上が伸長し、調達価格が安定すればより高いEPSが見込めます。

ただし、上記は今後スポット市場の高騰がないことを前提に想定しており、このままの不安定な取引状態が続くのであれば、さらなる赤字の可能性もあるでしょう。

まとめ

今回は業績予想修正を発表したホープについて考察しました。

昨年から下落を続けており、業績下方修正を受けてストップ安となっていますが、債務超過回避のために増資した場合、株価1,000円試算で、希薄化率100%程度が妥当なのではないかと予測します。

その場合、今期調達価格が例年通りだとするとPER7程度となり、株価1,000円は割安であると思われます。

ただし、上記の想定はスポット価格が今後安定することを前提としており、市場が荒れることが続けば、割安とはいえません。その点については、今後スポット市場の制度改革も期待されていますので、電気新聞等で注視していく必要があるでしょう。

投資はご自身の判断で!

*今後もグロース株について分析していきますので、ご興味がございましたら見て頂けるとうれしいです(^^)

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